2014年2月17日月曜日

グローバルソブリンが減配

毎月分配型の投資信託として人気のグローバルソブリン(通称、グロソブ)が配当金(収益分配金)を下げると発表しました。
グロソブは1月に分配金を従来の35円から過去最低の20円に引き下げた。

割合に換算するとかなり大きな引き下げとなります。

以下担当者のコメント
 「長期的な視点でみると、組み入れている米国債などの金利が歴史的な水準に低下している。利回りによる収入が減るなかで基準価格に対する分配金の比率が 8%と高くなり、『分配金の支払いで基準価格が上昇しにくくなっている』という投資家の声が目立つようになっていた。分配金の支払いによる基準価格の下落 を小さくし、安定的な運用資産の成長と分配金の支払いの継続性を重視する必要があると判断した。分配金の支払い方針が変わったわけではない」

この辺はグロソブだけじゃなくて大半の分配型ファンドにいえることで、結局タコ配になっているわけです。このあたりは「分配金は利益ではない、投信の落とし穴」なんかも参考にしてもらえばわかるかと思います。

とにかく何が言いたいのかと言うと、配当(分配金)だけにとらわれずに本質を見るべきなんですね。本質と言うのはトータルリターンなわけでございます。