2014年4月15日火曜日

投資信託よりも高いコスト!「保険で貯蓄」と言う考え

投資信託のコストの高さはこのブログでも説明してきました。(参考:投資信託はコストが高すぎる)しかしながら、投資信託よりもより不透明でコストが見えにくい投資商品があります。

それは「保険で貯蓄する」という考え方です。

代表的な保険としては「学資保険」や「低解約返戻型保険」などがあります。いずれも貯蓄性の高さをウリにしている保険商品です。

そもそも生命保険のコストは何か?と言われると保険料に締める「付加経費(付加保険料)」 と言う部分です。詳しくは「付加保険料とは?」などを読んでいただきたいところですが、保険事務費用や営業マンのコストなどです。この付加保険料は10%とも20%とも言われています。

投資信託の販売手数料の3%や信託報酬1%を高いという私ですが、この水準の高さには驚きを禁じえません。それほど高い水準のコストがかかっているわけです。

でも生命保険の予定利率は高いよ!という反論もあるかもしれません。しかしながら、それは「資産運用面から考える生命保険「予定利率」の問題点」などでも指摘されている通り、払った保険の一部しか運用されない以上は見た目ほど高くはありません。

個人的にはこうした保険で貯蓄をするくらいなら、コストの安い投資信託を積立投資するほうがよっぽどお勧めだと思います。