投資信託のコストの中でも、販売手数料よりも大切だと思うのがこの管理手数料（信託報酬）です。前のエントリーで投資信託を買うときにかかる「販売手数料」について説明しましたが、今回は投資信託の保有にかかるコストである管理手数料（信託報酬）を見ていきます
管理手数料（信託報酬）とは何か？
管理手数料というのは、投資信託の維持に必要なコストです。
年率で計算され、毎日日割りで天引きされていきます。
そのため、コスト感覚がでにくいのですが、毎年かかるコストなので、総額としてはかなり大きくなります。
投資信託、特にインデックスファンドなどは市場平均に投資をするものです。
となると収益は期待リターン（期待収益率）に収束するわけですが、この信託報酬分は底からマイナスとなってしまいます。
難しく書きましたが、年平均で3%のリターンが見込める投資があって、1%の手数料をそこから取られたら年2%に収益は落ちるよねということです。
この管理手数料（信託報酬）はファンドによって異なります。投資信託を買うときはこの手数料が安いことを条件とする必要があります。
なお、次のエントリーでは「アクティブファンドとインデックスファンド」についてみていきます。
参考記事
・投資信託と信託報酬
